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歩くところから始める|ウォーキングからジョギングへ
最終更新日:2026年9月21日
まずは歩くことから、
それでOK。
走れなくても大丈夫。
歩く時間が、走る体をつくります。
今日は15分歩けたよ!
「走ってみたいけれど、続く自信がない」「少し走っただけで息が上がる」。そんな人は、走る前に、歩くことから始めて構いません。歩くことは、走るための準備運動ではなく、立派な最初の一歩です。
ここでは、歩くだけの段階から、走りを混ぜる段階までの進め方を説明します。走り始めてからの4週間の型は走り始めの1か月の進め方にまとめています。この記事は、その手前の段階を扱います。
- 歩く→速歩き→走りを混ぜる、の3ステップ
- 進む目安は「翌日に痛みが残らない」
- 歩くときも、足元は靴から
歩くところから始めていい理由
走ると、着地のたびに体重の数倍の衝撃が脚にかかります。歩くときの負担はそれよりずっと小さいので、脚の骨・腱・関節を、走る負荷に慣らすステップとして歩くことが使えます。
| 歩く | 走る | |
|---|---|---|
| 脚への衝撃 | 小さい | 大きい(着地のたびに数倍) |
| 始めやすさ | 手持ちの服でも始められる | 靴やウェアを揃えたい |
| 続けやすさ | 疲れが残りにくい | 最初は疲れやすい |
歩くところから始めて、無理なく走りへつなげる進め方は、初心者の正攻法として広く使われています。ペースが分からないときはジョギングとランニングの違いにある「会話できる速さ」を目安にしてください。
走るまでの3ステップ
いきなり走らず、次の順に進みます。次へ進むかどうかは、日数ではなく体の反応で決めます。
| ステップ | やること | 次へ進む目安 |
|---|---|---|
| 1 ふつうに歩く | 20〜30分、週3回ほど | 翌日に脚の痛みや強い疲れが残らない状態が続く |
| 2 速歩き | 歩く時間の中に10分ほど、少し息が弾む速さを入れる | 同じく、翌日に痛みが残らない |
| 3 走りを混ぜる | 歩き5分+走り1分を数回。走るのは会話できる速さで | ここから先は走り始めの1か月の進め方へ |
各ステップの期間に決まりはありません。1〜2週間ずつが一つの目安ですが、体がまだ慣れていないと感じたら、同じステップを続けて構いません。
速歩きのコツ
速歩きは、ただ急いで歩くことではありません。少し息が弾んでも、話ができる速さが目安です。走るときの目安と同じです。
- 背すじを伸ばし、視線は少し先。下を向くと猫背になり、息が入りにくくなります。
- 歩幅を広げすぎない。大股にすると、かかとで強く着地して脚に響きます。歩幅を少し狭めて、回数を増やします。
- 腕は軽く曲げて、前後に振る。腕を振ると、脚が自然に前に出ます。
- かかとから着いて、足裏全体でつま先へ。ぺたぺた歩かず、足裏で地面を転がす意識を持ちます。
歩くときの足元と服装
歩くだけだから何でもよい、とは限りません。足元は、歩き始めの段階から整えておくと後が楽です。
- 靴は、かかとが安定し、つま先が曲がるもの。革靴やサンダル、底の硬い靴は避けます。走るようになったら、そのままランニングシューズに移れます。選び方はランニングシューズの選び方を参考にしてください。
- 服は、汗を吸って乾く素材。綿のTシャツは汗で冷えやすく、気温が下がる時期は体調を崩す原因になります。理由は汗冷えはなぜ起きるかで説明しています。
- その日の気温に合わせる。歩いているときは走るときほど体が温まりません。目安は気温別 ランニングの服装 早見表より、1枚だけ暖かめにします。
何から揃えるかは最初に揃えるもの、後回しでいいものにまとめています。
次へ進む目安と、やめどき
次のステップへは、翌日の体の状態で判断します。
| 翌日の状態 | 次の一手 |
|---|---|
| 痛みも強い疲れもない | 次のステップへ進んでよい |
| 筋肉が張る、少しだるい | 同じステップを続ける。休養日を1日はさむ |
| 膝・すね・足の裏などの関節や骨の痛み | その日は中止。1つ前のステップに戻る |
数日休んでも痛みが引かないとき、歩いていても痛むとき、胸の痛みやめまいがあるときは、無理をせず医療機関に相談してください。
戻ることは失敗ではありません。続けるための調整です。
歩く日も、その日の気温に合う服装を確認できます。